【2025年】一条工務店“アイ・スマート”の坪単価や価格は?|見積もりシュミレーションしてみた。

この記事で分かること

  • アイ・スマート、グランスマートの坪単価の相場
  • 30坪や40坪など間取りごとの価格や総額見積もりシミュレーション

一条工務店で費用を抑えるポイントについても解説します

一条工務店の標準仕様はこちら

>>一条工務店で費用を抑える方法を見る

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目次

アイ・スマートとは

一条工務店 アイ・スマート

アイ・スマートは、一条工務店の看板商品の規格住宅で、これらを標準装備しています。

  • 最高ランクの耐震性能「耐震等級3」
  • 冬でも室内温度が15〜16℃を下回りにくい、最高水準の断熱性能「断熱等性能等級7」
  • “防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ”:一般的な窓の約5倍の熱を伝えにくく、高い防犯性能を備えている

今の日本の住宅で心配になる災害や快適性をしっかりと押さえているモデルです!

価格・坪単価

アイ・スマートの坪単価(30坪)80万円〜85万円
アイ・スマートの本体価格(30坪)2400万円〜2550万円
アイ・スマートの坪単価と価格目安

どれくらいオプションをつけるかによって価格は変動しますが、坪単価の目安は以下の通りです。

  • オプションなし+諸費用無し:80万円
  • オプションあり(平均450万)+諸費用あり(150万円):85万円

この坪単価はあくまでも目安で、建物の立地や形状、使用する建材など様々な要因で変動します。実際には、想定よりも費用が高くなってしまう場合もあるため、「一条工務店の値引き方法」について知っておくことが大切です。

アイ・スマートの標準仕様

  • 耐震性:震度7の揺れを抑える「ツインモノック構法」を採用。
  • 断熱性:外内ダブル断熱構法+防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシで業界最高水準の断熱性能。
  • 換気:熱を逃さず空気を入れ替える全熱交換型換気システム「ロスガード90」を標準装備。
  • 設備:キッチン・浴室・洗面・収納は一条工務店オリジナル製品を標準採用し、性能と統一感を重視。
  • 空間:規格住宅ながら天井高2400mmとシンプルな箱型設計で、開放感のある空間構成。

家づくりに必要なものがしっかりと含まれていて、迷ったら全部そのままでもも全く問題ないぐらいの充実度です。

他の商品との違い

一条工務店のラインナップは地域によっていくつかありますが、以下のようになっています。

一条工務店の商品ラインナップ
  • アイ・スマート:業界最高クラスの高機密・高断熱性能で、快適性や省エネ性を追求した主力モデル。
  • グランスマート:アイ・スマートの性能にグランセゾンのデザイン性を融合したモデル。
  • グランセゾン:デザイン性と上質感が特徴的で、インテリア・エクステリアが魅力的なモデル。

総費用・見積りシミュレーション

アイ・スマートでどのような費用になるかを、代表的な30坪と40坪で計算してみます。

アイ・スマートの30坪の価格目安

坪単価81.6万円
本体価格2,450万円
オプション353万円
付帯費用385万円
総額見積もり目安3,188万円
30坪でのアイ・スマートの価格目安

オプション(ハイドロテクトタイル・太陽光など)は353万円追加し、付帯費用(付帯工事費・インテリアなど)は385万円と設定した場合での価格です。

オプションや付帯費用を完全にゼロにすることは難しいので、30坪の場合でも、土地を除いた総額は余裕をもって4000万円を見ておいた方がいいです。

アイ・スマートの40坪の価格目安

坪単価80万円
本体価格3,200万円
オプション543万円
付帯費用385万円
総額見積もり目安4,128万円
40坪でのアイ・スマートの価格目安

施工面積が40坪の場合での見積り総額の目安です。

40坪は、間取りの自由度が高く、家族4〜5人が快適に暮らせる標準的なサイズです。

グランスマートとは

一条工務店 グランスマート

グランスマートは、アイ・スマートよりも標準仕様で選べる設備やデザインの幅が広いワンランク上のモデルです。

アイ・スマートとの標準仕様の違い

アイ・スマートと、グランスマートの違い

  • デザイン性が高く、より上質感のある外観になっている
  • 外壁タイル(ハイドロテクトタイル)が標準化されている
  • 天井高を高めに設定できるなど空間がより開放的

耐震性能、断熱性能はアイ・スマートでも既に最高クラスになっているので、主に外観や設備のグレードが上がっています。

グランスマートの価格と坪単価

グランスマートの坪単価(30坪)82万円〜90万円
グランスマートの本体価格(30坪)2460万円〜2700万円
グランスマートの坪単価と価格目安

価格差は坪単価で30万円ほどアップするのが目安です。

グランスマートの30坪の価格目安

坪単価85万円
本体価格2,677万円
オプション382万円
付帯費用360万円
総額見積もり目安3,419万円
【参考】アイ・スマートの総額見積もり目安3,188万円
30坪でのグランスマートの価格目安

オプション(太陽光&蓄電池の大容量版)は30万円ほど追加し、付帯費用は360万円と設定した場合での価格です。

アイ・スマートと比較すると230万円ほど、坪単価だと3万円ほど値上がりする計算です。

グランスマートの40坪の価格目安

坪単価83万円
本体価格3,486万円
オプション463万円
付帯費用460万円
総額見積もり目安4,409万円
【参考】アイ・スマートの総額見積もり目安4,128万円
40坪でのグランスマートの価格目安

アイ・スマートと比較すると280万円ほど、坪単価だと3万円ほど値上がりする計算です。

費用削減は簡単じゃない

そもそも家づくりの価格構成とは?アイ・スマートの内訳

  • 本体価格:2,400万円〜2,550万円
  • オプション:平均450万円
  • 付帯費用:平均370万円

一条工務店は業界トップクラスの住宅性能、全館暖房などの高性能なオリジナル設備が特徴的でありながら、本体価格がそこまで高くなくコスパの良さで人気です。そのため、本体価格の値下げには限界があります。

そうすると、費用を下げる方法がオプションと付帯費用になってきます。

付帯費用は削減することが難しい

付帯費用の内訳

  • 外構
  • 照明・エアコン・カーテン
  • 上下水道加入
  • 地盤改良
  • 税金

カーテンや照明のグレードを下げることで費用を抑えることは可能ですが、全部合計すると300万~500万はこれらはどうしてもかかってきます。

購入した土地が地盤改良がなければ一気に80万円ぐらい下げられますが、もし地盤改良が必要であれば削減できません。

外構費用を削るという手もありますが、全く何も手を付けないとかなりみすぼらしく見えるので、最低限の外構工事費用も確保しておく必要があります。

ですので、付帯費用でガッツリと削るというのは難しいです。

オプションをなるべくつけない

一条工務店は本体価格がそこまで高くなく、標準仕様のグレードも高いので、最低限のオプションでも十分満足できる内容になっています。

せっかく新築だからといって、オプションでどんどんグレードアップすると、オプションだけで本体価格の半分ぐらいになることもザラにあります。

この費用を抑えるためにはなるべくオプションをつけないことです。なるべく標準仕様の中から何をつけるかを選択するようにしましょう。

一条工務店で賢く費用を抑えるためのポイント

一条工務店で家づくりする上での注意点はこちらです。

  1. コスパが良いからといってオプションを追加すると、すぐに費用が高額になる
  2. そもそもの家にかかる費用の相場をちゃんと知ること

特に②「家づくりの費用の相場を知る」ことがとても重要です。それを知る方法を次に解説します。

一条工務店以外の会社でも間取り・相見積もりをとって比較する

賢く家づくりするための定番のテクニックです!

間取り・相見積もりをする理由
  • 同じ家づくりの要望なら、ほかの会社の方が安い可能性があるから
  • 他のハウスメーカーも見てみることで、どの設備や間取りでどれぐらいかかるかを知ることができる

実際に筆者が同じ要望で3社に見積もり依頼したところ、それぞれ出てきた見積りは2,200万円~2,500万円とかなり幅がありました。

僕がやりたい間取りってこれぐらいかかるんだ、ということを比較して知ることができました

また、複数社を比較することで、費用を削減することができました。

筆者の見積もり削減事例
  • 要望:木をいっぱい使った家にしたかった
  • 3社の見積もりのうち、たまたま1社が木材を安く仕入れるのが得意な会社だった
  • 木材+その他で300万円の削減に成功
  • 相見積もりで発見した一番安い会社で建てた

相見積もりで思わぬ発見があったことで、僕は家を安く建てることができました。

ポイント

  • 一条工務店で大幅な値引きをするのは難しいです。
  • 相見積もりをしていろんなハウスメーカーを比較しないと、価格が下がりにくいです。

他の会社も含めた相見積もりを取る方法

ビギナーくん

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  • あなたが希望する間取りが、ハウスメーカーによって全然値段が違う(これ本当です!)
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届いた見積り

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例えば、私が希望した木を多く使う家の場合、ハウスメーカーによって300万円の差でした。一番安かったのは、木材を大量一括仕入れしているハウスメーカーで、一番高かったのは、鉄骨+耐震性が得意なハウスメーカーでした。

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