- 玄関とリビングの仕切りなし、玄関入ってすぐリビングの間取りってどう?
- そもそも玄関ホールがない間取りは?玄関ホールはいらない?
- 玄関がない家ってどう?
昔と比べて、間取りの自由度が増えて部屋の境目や段差、仕切りがないなどの家も増えてきました。
おしゃれな間取りにしてみたいけど、肝心なのは住み心地!
間取りでミスして、これからずっと後悔したくないですよね…
ちなみに我が家は、引き戸で玄関ホールとリビングが仕切られている間取りにしました。
こちらの写真のように、引き戸によって仕切りがある・ないの両方を調節できるようにしています。
- 実際に玄関ホールとリビングが直結された状態
- 仕切られて別の空間になった状態
仕切りがある・なしの両方にメリットデメリットがあるので、我が家の実体験を交えて解説します。
間取りのヒントはカタログが一番
間取りのアイデアはカタログが一番参考になります。
我が家もカタログを見ることで初めて知って、取り入れたアイデアがいっぱいありました!
「こんな間取りがあるなんて知らなかった…」と、後で後悔することのないように、いろんな間取りをいっぱい見ましょう。
公式 LIFULL HOME'Sで無料のカタログを請求する玄関とリビングが一体になっているメリットは?
メリットについて解説します。
家全体の間取りを広くとることができる
玄関ホールや廊下の空間がない分、その分のスペースを他の部屋につかうことができます。
扉や仕切り、柱を省略することができるので、その分リビングを広くとることができるのは、土地の面積が限られている人にとってはGoodなポイントです。
玄関の間取りのポイントは、玄関土間と収納スペースをなるべく広く確保すること。玄関ホールをなくすことで、これらのスペースに割り当てることができます。
玄関ホールを削って、玄関土間や収納にどれだけスペースを割り当てたらよいかは、玄関の広さについての記事が参考になります。合わせてチェックしましょう。
廊下がないのですぐリビングに行ける
「玄関入ってすぐリビング」に憧れる人は、廊下のスペースが寒かったり無駄だと感じているのではないでしょうか。
確かに、使う用途がはっきりしない廊下がない分、空間としてムダがないのは合理的です。
空間をシンプルにして集約することができるのはメリットです
玄関とリビングの段差&仕切りなしで過ごして感じたデメリット
普段我が家は玄関とリビングの仕切りの引き戸は閉めているんですが、なくしてみたらどうなるかを夏と冬でそれぞれ検証してみました。
何となく予想はしてたのですが、夏は臭いが気になり、冬は寒かったです…
夏は靴の臭いがきつい&冷房が効きにくくなって暑いです
夏場はどうしても靴も臭くなって玄関に臭いが溜まりますが、仕切りがないと臭いがリビングに流れ込んできます。
玄関の汚れや臭いってリビングに持ち込みたくないので、これはきつかったです…
また、玄関とリビングが繋がっていることでリビングのエアコンが冷やす空間が増え、明らかにエアコンが効きにくくなりました。
冬は扉から冷気が伝わってめちゃくちゃ寒いです
冬が一番きつかったです。リビングの暖房に対して、玄関から冷房でもかかっているのかな?というぐらい冷気が流れ込んできました。
なぜこんなに寒いのかな?と思ったら、扉と土間スペース地面が冷えて放射冷却がすごかったんです。
普段は仕切りをしていますが、仕切りの効果は絶大でした。
やっぱり仕切りのない家はすごく寒いんだなと実感しました…
玄関からリビングが丸見えでプライバシー的にNG
ウチは玄関ドアを開けた視線の先にリビングがあるので、来客があるとリビングが丸見えになります。
せめてカーテンなどの目隠しをするとか、無条件で丸見えになるのを防ぐような工夫をしないといけないと感じました。
プライベートな空間って見せたくないじゃないですか。これが他人に見られるというのはキツイです
でもこれには対処方法があります。玄関を横向きに設置することで、正面からの視線を遮ることが可能です。
「横玄関ってありなの?」と思われるかもしれませんが、かなりメリットがあって、実は我が家でも採用しています。
横玄関についてはこちらの記事でまとめていますので、合わせてチェックしておきましょう。
マンションで「玄関入ってすぐリビングのレイアウト」ってあるの?
マンションは1軒あたりの幅が狭くなり、どうしても細長くなる間取りになるため、リビング直結型の物件は僕の知る限り聞いたことはないです。
設計の自由度があるできるところならできるかもしれませんが、わざわざ選択する必要はないかなと思います
まとめ|やっぱり玄関とリビングは仕切られていた方がいい
普段は我が家では玄関とリビングは仕切りの引き戸を閉めた状態にしているのですが、あえて開けてみて使ってみたことで、仕切りが絶大な効果があることを改めて実感しました。
夏は臭いし、冬は寒いし、来客があった時にリビングが丸見えだし…正直仕切りがあって本当に良かったなと感じます
これから間取りを考える方はぜひ参考にしてみてください。
いい間取りを作るために絶対にやるべきこと
間取りづくりで後悔しないためにするべきことを解説します。
後から「こんなはずじゃなかった…」と後悔したくない人は必ずやっておきましょう
ハウスメーカーのカタログで間取りをたくさんチェック
いい間取りにするためには、間取り事例をいっぱい見ることが一番重要です。
そのために一番参考になるのがハウスメーカーのカタログ。
なぜかというと、ハウスメーカーが自分のところで家を作ってもらいたいために家づくりのノウハウをカタログに結集させているからです。
ぶっちゃけて言うと、いわゆる住宅関係の本よりも、無料で手に入るカタログの方が充実しています。
こちらの画像のように、ハウスメーカーのカタログには、具体的な間取り事例がいっぱい載っています。
カタログであなたが好きな部分をマークして、「あなたが好きなイメージ」を固めましょう。
いくつかのカタログでこれを繰り返すことで、あなたが実現したい間取りのイメージが固まってきます。
カタログを手に入れる方法でおすすめなのは、LIFULL HOME'Sでハウスメーカーのカタログをまとめて取り寄せること。
ハウスメーカーのカタログが完全無料で手に入るのでおすすめの方法です。
カタログを見るだけで超ワクワクするので、絶対にやってみてください!
カタログを請求する手順
地域によってはアイ工務店が出てこない場所がありますので、その場合は地域を選びなおせばOKです。
一度に複数のハウスメーカーを選ぶことができます。あなたが気になるハウスメーカーを選択し、自分の現在住所を入力したら終了です。
好きなハウスメーカーのカタログを一気にたくさん手に入れられるので、絶対にやった方がいいです!