アイフルホームfavoで選べる標準仕様は何かについて、キッチン・お風呂・トイレ・洗面化粧台・外壁・窓・床材・建具・屋根・断熱性・基礎・構造・耐震性・換気システム別にまとめました。
アイフルホームfavoは、品質の良さに定評のあるLIXILの住宅設備が、標準仕様で採用されています。
この記事では、アイフルホームfavoの標準仕様について詳しく解説していきます。
ただ、アイフルホームfavoを含めて、いろんなハウスメーカーのカタログを無料で請求して比較するのが一番です。
※地域によって、標準仕様が異なることが多いため
カタログ集めは、家づくりでは欠かせないので、忘れずにやっておきましょう!
アイフルホーム favo の標準仕様
アイフルホームfavoは、設備によって選択できるものもありますが、基本的にLIXILの製品から選ぶことになります。
キッチンの標準仕様
アイフルホーム favoのキッチンの標準仕様は、収納力とデザイン性が評判の、LIXIL「ノクト」です。
LIXIL「ノクト」は、LIXILのキッチンでミドルグレードに相当するシステムキッチンです。
商品名 | 価格 |
---|---|
ノクト | 77.6万円〜 |
LIXILのキッチンは、どのグレードもインテリアに馴染みやすく、収納力が非常に高く使い勝手が良いのが魅力です。
収納力の高さや、機能麺など、キッチンにこだわりたい人におすすめです!
アイフルホーム favoのキッチンの標準仕様である、LIXIL「ノクト」の特徴について3つ紹介します。
- 機能性
- お手入れのしやすさ
- デザイン性の高さ
機能性
まずは機能性です。
収納性は抜群ですが、それ以外にも、道具を取り出しやすい配置になっていたり、アシストポケットという調理器具や油などよく使用するものをまとめて収納することができるようになっています。
また、奥行きいっぱいまで収納スペースとして使用することができるようになっており、無駄なく収納をすることができます。
LIXILのキッチンは機能性・収納力が抜群です!
お手入れのしやすさ
お掃除が最も大変で面倒なレンジフードは、回転ディスクが油の侵入を防いでくれる為、日常のお手入れは、時々オイルトレーに溜まった油を捨てるだけなので、面倒なお掃除の手間を軽減することができます。
内部に油汚れが届きにくい設計の上、内部の回転ディスクも水が作用して汚れを浮かせる「親水性塗装」がされている為、ゴシゴシと洗う必要がなく、お手入れが大変しやすくなっています。
その他、キッチンで一番使用するシンクなどもお手入れがしやすい設計になっています。
生活にフィットするデザイン性の高さ
LIXILのノクトキッチンは、「住まいと暮らしにフィットするデザイン性」をコンセプトに作られています。その為、使い勝手だけでなく、空間に馴染む高いデザイン性が特徴です。
キッチンのインテリア性を追求したデザインになっていて、ワークトップが従来よりも薄く作られており、スリムな水平ラインが特徴の一つになっています。LIXILのホームページでは、ノクトのカラーシミュレーションがあります。扉や取手の色を変えながら、仕上がりを具体的にイメージすることが可能です。
ずっと使うものなので、デザインにもこだわりたいですよね!
お風呂の標準仕様
アイフルホームfavoのお風呂の標準仕様は、LIXILの「リデア」です。お風呂に関しても、標準仕様はLIXILのみです。
商品名 | 価格 |
---|---|
リデア | 82万円〜 |
LIXILのユニットバス「リデア」について紹介していきます。
LIXIL「リデア」
LIXILの「リデア」のコンセプトは「私らしさが見つかる、バスルーム」です。ライフスタイルに合わせた3つのタイプから、自分にあったバスルームを選ぶことができます。
LIXIL「リデア」の特徴
- ライフスタイルに合わせた浴室から選ぶことができる
- 保温効果が高く暖かい浴室と浴槽
- 掃除・お手入れがしやすい
リクシル「リデア」の一番の特徴は、ライフスタイルに合わせたバスルームを選ぶことができるということです。湯船へ浸かる派、シャワー派など、それぞれに合わせたバスルームを選ぶことができます。
また、浴室全体の断熱にも力を入れており、天井・壁・洗い場に保温材をプラスしてあり、浴室の床も独自の断熱層「キレイサーモフロア」で浴室内のひんやり感は感じない設計になっています。浴槽もダブルの保温構造になっており、お湯が冷めにくい構造になっています。
標準仕様はLIXIL「リデア」一択ですが、ライフスタイルによって様々な浴室を選ぶことができるので、後悔することはないでしょう。
トイレの標準仕様
アイフルホームfavoのトイレの標準仕様は、「ベーシアフチレス」という、LIXIL製品になっています。
商品名 | 価格 |
---|---|
ベーシアフチレス | 非公開 |
アイフルホームfavoの標準仕様のトイレでは、タンクレスを選択することはできません。タンク付きのトイレになります。
標準仕様であるベーシアフチレスについて紹介していきます。
LIXIL「ベーシアフチレス」
LIXILのベーシアフチレスは、お掃除のしやすい素材と機能のトイレになっています。
こちらのトイレは、住宅会社専用のシャワー機能内蔵の一体型トイレになっており、LIXILの一般商品向けのカタログでいうと、「アメージュZAシャワートイレ」とほぼ同じ商品になります。
機能/商品名 | ベーシアフチレス | アメージュZAシャワートイレ |
---|---|---|
価格 | 非公開 | 20.6万円〜 |
フチ無しデザイン | フチレス | フチレス |
便器の洗浄 | パワーストリーム洗浄 | パワーストリーム洗浄 |
便座の持ち上げ | お掃除リフトアップ | お掃除リフトアップ |
温風乾燥 | 選択不可 | グレードにより選択可 |
便器加工 | 従来衛生陶器 | アクアセラミック |
アイフルホームfavoの標準仕様である、ベーシアフチレスとアメージュZAとの大きな違いは、温風乾燥がないことと、アクアセラミックがつかないことです。
タンクレスや、温風乾燥にこだわりがなければ、標準仕様のトイレで必要十分な機能があります。
洗面化粧台の標準仕様
アイフルホームfavoの洗面化粧台の標準仕様は、LIXIL「ピアラ」です。
商品名 | 価格 |
---|---|
ピアラ | 16万円〜 |
アイフルホームfavoの標準仕様で選べる洗面化粧台は、お手入れなどのしやすい標準的なモデルになっています。
標準仕様である、LIXIL「ピアラ」をご紹介します。
LIXIL「ピアラ」
LIXIL「ピアラ」の特徴
- 仮置きスペースが大きく使いやすい洗面ボウル
- サイド収納があることで、抜群の収納力
- 水栓金具が壁付けの為、汚れにくくお手入れがしやすい!
基本的に、最近の洗面化粧台はどれもお手入れがしやすくなっています。その中でも、機能性や収納力に優れたLIXIL「ピエラ」なら後悔することはないでしょう。
節水性能にも優れています!
外壁の標準仕様
アイフルホームfavoの外壁の標準仕様は、ケイミューのサイディング「光セラ18」が採用されています。
ケイミューの光セラシリーズの中では、ミドルグレードとなるサイディングですが、ほぼ最上位モデルと変わりないと言っても過言ではありません。
「光セラ18」の特徴
- 色40年品質!変色10年間保証
- セルフクリーニング機能のあるセラミックコート
- 太陽と雨が洗ってくれるので365日お掃除不要
- 色褪せにくくデザインが豊富
色の40年の品質保証があり、長期間お手入れしなくても、色褪せにくく綺麗なまま使うことができるサイディングです。メンテナンスの手間・費用を考えると非常におすすめのサイディングです!
標準仕様でこのサイディングが選べるのはお得です!
窓・サッシの標準仕様
アイフルホームfavoの窓・サッシの標準仕様は、LIXIL「サーモスXトリプルガラス」とLIXIL「エルスターXトリプルガラス」が選べるようになっています。
「サーモスX」は、アルミ樹脂サッシの最上位グレード。「エルスターX」は、樹脂サッシのLIXIL最上位グレードです。
- LIXIL「サーモスX トリプルガラス」
- LIXIL「エルスターX トリプルガラス」
同じLIXILの最上位グレードの製品ですが、それぞれに特徴があるので解説していきます。
LIXIL「サーモスX トリプルガラス」
サーモスXは「樹脂アルミ窓」の最上位グレードの製品となっています。
樹脂アルミ窓は、屋外はアルミ屋内は樹脂という半樹脂のサッシです。対候性、衝撃に比較的強く、コストが安いアルミと、熱を伝えにくい樹脂の組み合わせによって、いいところどりをしたというのが、半樹脂サッシとなっています。
サーモスXは、半樹脂サッシにも関わらず、熱貫流率1.03という数字が出ています。
樹脂の下位ラインナップを上回る熱貫流率となっています。
サーモスXは、LIXILのカタログからは消えています。後継機種は「TW」という製品です。
LIXIL「エルスターX トリプルガラス」
エルスターXは、LIXIL樹脂窓の最上位グレードとなっています。
従来の樹脂窓から44%も断熱性能が向上しているのにもかかわらず、窓サイズが10%も増加しています。熱貫流率は脅威の0.79という数字を叩き出しています。水準の高さは業界最高レベルです。
選ぶ窓の種類によって、熱貫流率は変わってきますが、地域によって必要な断熱の量があると思うので、窓の種類は相談して決めていきましょう。
標準仕様でこの窓が選べるのであれば、後悔することはなにもありません。
床材の標準仕様
アイフルホームfavoの床は、LIXIL「Dフロアアース」という商品が標準仕様となっています。
Dフロアアースは「樹脂シート」を採用した、無垢材の肌触りを特殊技法で再現したフローリング材です。
Dフロアアースの特徴
- カラーバリエーションが豊富
- リクシル建具との相性が抜群
- 傷に強くお手入れが簡単
無垢材はお手入れに手間がかかったりするので、特殊な樹脂シートを使用した床は、お手入れも簡単に使えます。
アイフルホームfavoの標準仕様は、ほとんどがLIXIL商品のため、全ての相性が抜群になっているのもポイントが高いです。
無垢材みたいな肌触りを特殊技法で再現しているシートなので、無垢材がいいけど、手間をかけたくない人にはおすすめの床材です!
建具の標準仕様
アイフルホームfavoのドアに関しては、LIXIL製品を標準仕様で採用されているようですが、グレード等の詳細については不明でした。
親子扉、片開き、両引き戸など、家の雰囲気や広さに合わせて選ぶことができそうです。
床やキッチンなど、ほぼ全てLIXIL製品が標準仕様となっている為、LIXILの建具との相性は間違いないでしょう。
屋根の標準仕様
コロニアルグラッサは、ケイミュー株式会社が製造している、セメントに繊維素材を混ぜて薄い板状にした「スレート屋根」です。「グラッサコート」という色あせを防ぐ加工がされています。
グラッサコートは3層構造になっており、紫外線照射・散水を組み合わせた「超促進耐候性試験」を実施しており、その耐久性は確認されています。30年ほど経っても色変化がほとんど目立たない為、「コロニアルグラッサ」は非常に耐久力が優れていると言えるでしょう。
メンテナンスの手間や費用があまりかからず、軽量な為地震にも強く、雨や火災などの災害にも強いので、長期的にみてもおすすめできる屋根材と言えます。
木目やレンガなどのデザインやカラーも豊富なので、自分好みの屋根を選ぶことができます。
断熱性の標準仕様
アイフルホームfavoの断熱性の標準仕様に関しては、断熱仕様によって3種類に分類されます。
- FAVO P仕様(パネル断熱)
- FAVO A仕様(吹付断熱)
- FAVO G仕様(グラスウール断熱)
それぞれの仕様について解説していきます。
FAVO P仕様(パネル断熱)
FAVO P仕様では、「ネオマフォーム」という断熱材を使っています。
ネオマフォームは世界最高レベルの断熱性能と言われているようで、少ない量の断熱材で快適な高機密高断熱住宅にすることが可能な素材です。
グラスウールとネオマフォームを比較した場合、グラスウールだとネオマフォームの4倍以上の量を使用しないと行けませんが、4倍も入れるとなると相当な厚みになってしまい、現実的ではありません。
価格は上がってしまいますが、グラスウールの4倍以上の断熱性のネオマフォームを使用することで、一年中快適に暮らすことができそうです。
価格目安は、30坪2,400万円〜となります。
FAVO A仕様(吹付断熱)
FAVO A仕様では、「フォームライト」という吹付の断熱材を使用しています。
フォームライトは、高機密性能が高く、自己接着性・自己発泡力により、施工時のバラつきが少なくなっています。また、経年劣化はほぼない為、断熱性は長期的に持続しやすいのが特徴です。
構造用面材を使用する為、地震にも強い高機密高断熱の家を建てることが可能になります。
価格目安は、30坪2,200万円〜となります。
FAVO G仕様(グラスウール断熱)
FAVO G仕様では、木造住宅で採用されることの多いグラスウール断熱が採用されています。
上記の二つの仕様に比べて、コスパが高いことが特徴です。また、グラスウール素材はコスパも高いですが、断熱性だけでなく、耐久性・耐火性・吸音性など、全てにおいて優れた断熱材となっています。
グラスウール特徴
- シロアリの食害に強い
- 不燃材料に指定されており燃えにくい
- 優れた吸音性能と遮音性
- 耐久性が高く変わらない断熱性能
もっとも安く断熱性に優れた住宅を建てたい場合は、こちらのFAVO G仕様になります。
価格目安は、30坪2,100万円〜となります。
基礎の標準仕様
アイフルホームfavoの基礎の標準仕様は決まっていません。実際に家を建てる土地の地耐力に応じて、最適な基礎を提案してくれるからです。
他社では、標準仕様は「ベタ基礎」「布基礎」としているところが多いのですが、アイフルホームでは、しっかりと地盤の調査を行って、その土地や家にあった最適な基礎を提案してくれます。
プロの目でしっかりと地盤調査を行い、最適な基礎を提案してくれるので安心ですね!
耐震性(構造)の標準仕様
アイフルホームfavoでは、将来的にも長く安心して生活できるように、地震に強い構造を標準仕様としています。
アイフルホームfavoは、最高等級である「耐震等級3」相当に対応しています。これは震度6強から7くらいの地震の1.5倍の地震がきても倒壊しないレベルです。
高い耐震性を実現する為、アイフルホームfavoの3つの構造の特徴があります。
- 高耐力コア
- テクノスター金物
- 剛床工法
高耐力コア
耐震等級3相当を実現する為の、アイフルホームの新技術「高耐力コア」です。
広い部屋や大きな窓、それと高い耐震性を両立させることは、従来の木造軸組構法では難しかったですが「高耐力コア」を使用することで、広い空間を作ってもしっかりと耐震性が確保できるようになりました。
テクノスター金物
阪神・淡路大震災による住宅の倒壊は、接合部の強度が不足していたことが大きな要因になっていたようです。
同じような被害が起きないように、アイフルホームは全ての接合部の耐震性を上げる為に「テクノスター金物」を使用していて、接合部の強度を高めています。
剛床工法
アイフルホームでは、床を一体化させた面構造「剛床工法」を採用しています。
一般的な木造「ころがし根太工法」に比べて、「剛床工法」はコストが高くなりますが、点ではなく面で床を支えることができる為「ねじれ」「ゆがみ」に強く、非常に高い耐震性能を発揮します。
換気システムの標準仕様
アイフルホームfavoの換気システムは「第1種換気システム」が標準仕様として採用されています。
健康や、快適に暮らせる空気環境にこだわっているアイフルホームでは、換気システムの標準仕様は2種類から選べます。
- ダクトレス式第1種換気システム(三菱製ロスナイ)
- ダクト式第1種換気システム(パナソニック製)
それぞれの特徴を解説していきます!
基本的には、第1種換気システムが標準仕様で採用されますが、仕様や予算によって第3種換気システムを提案されることもあるようです。
ダクトレス式第1種換気システム(三菱製ロスナイ)
ダクトレス式第1種換気システム(三菱製ロスナイ)の換気システムは、ダクトを使用しない為、各居室ごとに個別に換気するシステムです。
「省エネ熱交換換気」が使用されており、冷暖房時の負荷を軽減することができるようになっています。また、PM2.5にも対応しており、高性能フィルターで外気のよごれを綺麗にした上で、綺麗な空気を取り入れてくれるようになっています。
ダクト式第1種換気システム(パナソニック製)
ダクト式第1種換気システム(パナソニック製)は、天井裏に取り付けた、熱交換器ユニットやダクトで換気を行うシステムです。
熱交換気は、廃棄の際に汚れた空気と一緒に捨てていた熱を吸気の際に回収して、室内に戻ってくるという仕組みです。熱を回収することで、エアコン等の負荷を減らすことができるので、冷暖房費を削減することができます。
特に冬場は、外気を室温に近づけてから空気を取り入れるので、冷たい空気が侵入しにくくなっています。
自分の地域で選べる標準仕様・詳しい情報を知る方法
アイフルホームfavoは、家を購入する時期や、お住まいの地域によって標準仕様が異なるので注意が必要です。
標準仕様を正確に知りたい人は、LIFULL HOME’Sで無料カタログを請求することが一番!
LIFULL HOME’Sだと、一度の請求で複数のハウスメーカーのカタログを手に入れることができるため、比較検討にも便利です。
カタログ請求は完全無料なので、安心して申し込んでもらって大丈夫です!
次に、カタログを請求する手順を説明します。約5分もあれば完了します。
カタログを請求する手順
地域のよっては、該当のハウスメーカーが出てこない場所がありますので、その場合は地域を選び直せばOKです。
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