ミサワホームは、知名度や実績のある大手ハウスメーカーの一つです。
ミサワホームは南極基地の建物を造ったことでも知られており、高断熱・高気密の設計が得意です。また、29年連続でグッドデザイン賞も受賞しており「デザイン性が高い快適な家づくり」に興味のある方におすすめのハウスメーカーです。
54の住まい・151点がグッドデザイン賞を受賞しており、ハウスメーカーの中でNo1の受賞実績です!
この記事では、ミサワホームの標準仕様について解説していきます。
お住まいの地域や、選択するグレードやプランによって標準仕様が異なる場合があります。無料で請求できるカタログで確認するのが一番です。
標準仕様からわかる、ミサワホームの強みとおすすめできる人
他のハウスメーカーの標準仕様も調査しており、私が比較して感じた「ミサワホーム」をおすすめできる人は以下の通りです。
ミサワホームは、住宅展示場では「ミッフィー」を起用したハウスメーカーとしても知られています。木造住宅を得意とする大手のハウスメーカーのひとつです。
ミサワホームの魅力
- 様々なメーカーから、住宅設備を選ぶことができる(標準仕様・オプション)
- デザイン性や収納力が優れている家づくり得意
- ZEHに対応した快適性と、地震に強い耐震性の高さ
ミサワホームでは、断熱性や機密性、耐震性の高さや、住宅設備が豊富な種類から選ぶことができるなど、大手ハウスメーカーらしい魅力がたくさんあります。
しかし、床材や屋根材など、標準仕様では満足できない部分も見えてきます。ミサワホームの魅力でもある豊富なメーカーから選ぶことはできますが、オプション次第で金額が大きく変わってきます。
ミサワホームで値引きしてもらえるか?という気持ちも出てくるかもしれませんが、価格交渉をする上でも「標準仕様」を知っておくことが大切です。
まずは、ミサワホームの標準仕様を知って、理想の住まいのイメージと比較してハウスメーカーを選んでください。
キッチンの標準仕様
ミサワホームでは、4つのメーカーが標準仕様で選べるようになっています。
- LIXIL「シエラS」
- Panasonic「ラクシーナ」
- タカラスタンダード「グランディア」
- タカラスタンダード「オフェリア」
- TOTO「ミッテ」
4社(5種)それぞれの特徴は以下の通りです。
メーカー | 特徴 |
---|---|
LIXIL 「シエラS」 | ・人造大理石ワークトップ ・水栓金具やIHなどにブラックの選択肢あり ・収納が豊富で使い勝手がいい |
Panasonic 「ラクシーナ」 | ・人造大理石カウンター ・「スゴピカ素材」でお手入れが簡単 ・フラットワイドコンロで3つの鍋が横並びに置ける |
タカラスタンダード 「グランディア」 | ・マグネットで壁掛けができ作業スペースが広い ・油汚れが落ちやすくお手入れしやすい ・キャビネットの内部までホーロー素材 |
タカラスタンダード 「オフェリア」 | ・高品位ホーロー製のキッチン ・天板とシンクの素材は人造大理石 ・グランディアとの違いは扉がメラミン化粧板 |
TOTO 「ミッテ」 | ・シンプルなデザインで馴染みやすい ・手が汚れてても足先で押すだけで水が出る水栓 ・水ほうき水栓で洗い物が楽々 |
ミサワホームのキッチンは、4つのメーカー(5種)からシステムキッチンを選ぶことができます。また、こちらには記載しておりませんが、選ぶプランによっては、ミサワホームのオリジナルキッチンも標準仕様で選ぶことができます。
ミサワホームのオリジナルキッチンは、2種類あります。
商品名 | SCキッチン | CLキッチン |
---|---|---|
元メーカー | LIXIL | クリナップ |
シンク | スキットシンク | ステンレスシンク 人大シンク |
レンジフード | ASRレンジフード | スマートレンジフード よごれんフード |
ビルトイン食洗機 | 浅型 | 浅型・深型 |
水栓 | 浄水器一体型シャワー水栓 | 浄水器一体型シャワー水栓 |
ワークトップ | 人造大理石 | 人造大理石 クォーツストーン |
CLキッチンの方がオプション設定になるプランが多いようで、機能が充実しています。例えば表に載っていないですが、ビルドインオーブンを選択することもできるようになっています。
ミサワホームのオプションのキッチンについて
リクシルの「リシェルSI」や、クリナップの「CENTRO」「STEDIA」などハイグレードのキッチンを選ぶことも可能となっています。ミサワホームでは、数多くのメーカーと提携しているため、好きなメーカーを選ぶことができます。また、ミサワホームで購入することで、キッチンのお値段も安くなると言われています。
キッチンにこだわりのある人は、オプションも含めて様々なメーカー・グレードからお気に入りのキッチンを見つけることができます!
お風呂の標準仕様
ミサワホームで、選ぶことができる標準仕様のお風呂は4種類あります。
メーカー | 価格帯 |
---|---|
Panasonic 「オフローラ」 | 約119万円〜 |
タカラスタンダード 「リラクシア」 | ー |
LIXIL 「リデア」(旧アライズ) | 約82万円〜 |
TOTO 「サザナ」 | 約120万円〜 |
ミサワホームでは4メーカーが標準仕様で選べるようになっています。また、上記の4メーカー以外で、こちらもキッチンと同じようにプランによっては、浴室もミサワホームオリジナルが選べるようになっています。
オリジナルお風呂は2種類ありますが、ILバスはオプションになります。
商品名 | TFバス | ILバス |
---|---|---|
見た目 | ||
メーカー | ハウステック | LIXIL |
ベースモデル | フェリテ | アライズ |
浴槽 | FRP浴槽 | FRP浴槽 |
床 | プレーンフロア | きれいサーモフロア |
カウンター | クリンかるわざカウンター | まる洗いカウンター |
戸 | 折戸 | 折戸 |
それぞれベースモデルがあるオリジナルお風呂ですが、特筆すべき点は特にありません。標準的なタイプのお風呂となっています。その他の標準仕様タイプのお風呂から選んだ方が、自分にあったお風呂を選ぶことが出来るでしょう。
ミサワホームで選べる標準仕様の4メーカーのお風呂を解説していきます。
Panasonic「オフローラ」
- 「スゴピカ素材」で浴槽・カウンター・水栓のお手入れが簡単!
- 「スミピカフロア」で浴室の床が乾きやすく滑りにくい
- Panasonicらしいデザイン性の高さやオプションが豊富
スゴピカ素材は、浴槽がひやっとするという口コミもありました。お手入れのしやすさと天秤にかける必要があるかもしれません。
タカラスタンダード「リラクシア」
- 「ホーロー素材」のおかげで汚れにくくお手入れが簡単!
- 「キープクリーンフロア」は頑丈で汚れにも強い
- お好みの形状が選べる浴槽(FRP素材)
浴槽はホーロー素材ではない点が残念です。浴槽をホーローにしたい場合はオプションになります。
LIXIL「リデア」(旧アライズ)
- ライフスタイルに併せた浴室のタイプが選べる
- 断熱性が高く浴室・浴槽の中が暖かい
- お手入れがしやすい工夫がたくさんある
デザインや色などオプションも豊富ですが、オプションで追加料金がかさまないように注意しましょう。
TOTO「サザナ」
- 「ほっからり床」でクッション性が高く断熱効果も抜群!
- 「魔法びん浴槽」保温力が高く暖かい湯船に浸かれる!
- 浴槽タイプが5つから選ぶことができる
TOTOの良さがギュッと詰まったお風呂です。
トイレの標準仕様
ミサワホームのトイレの標準仕様は、3メーカーから選べるようになっています。しかし、1Fと2Fで選べるトイレが違ったり、選ぶプランによっても変わってきますので、注意が必要です。
1Fのトイレの標準仕様
- Panasonic「アラウーノ」
- LIXIL「ベーシアハーモLタイプ」
- TOTO「GG-J1」
2Fのトイレの標準仕様
- LIXIL「ベーシア」
ミサワホームの標準仕様のトイレを解説していきます。
メーカー | 特徴 |
---|---|
Panasonic 「アラウーノ」 | ・「激落バブル」流すたびに泡洗浄! ・「スゴピカ素材」でお掃除楽々! ・「トリプル汚れガード」で壁や床が汚れにくい |
LIXIL 「ベーシアハーモLタイプ」 | ・「アクアセラミック」で新品のようなツルツル感 ・「フルオート便座」腰への負担が軽減 ・お手入れがしやすい形状と素材 |
TOTO 「GG-J1」 | ・「プレミスト」を吹付で汚れ落ちやすい ・お掃除がしやすく、71%もの節水 ・タンクレスでも停電時で水が流せられる |
Panasonic、LIXIL、TOTOとも、全てタンクレスの仕様になっています。どのメーカーも、お手入れがしやすく汚れにくい等の工夫がされています。Panasonicの「アラウーノ」のみ、泡洗浄機能がついていますが、それ以外の機能は大きく変わりが無い為、デザインや好みで選んだら大丈夫そうです。
2Fのトイレの標準仕様のベーシアですが、フチなしデザインでパワーストリーム洗浄機能でお掃除がしやすい、タンクありの標準的なトイレになっています。
選んだプランによりますが、タンクレスが標準仕様で選べるのは魅力的です!
洗面化粧台の標準仕様
ミサワホームの洗面化粧台の標準仕様は、4種類から選ぶことができます。
- Panasonic「シーライン」
- タカラスタンダード「エリシオ」
- LIXIL「MV」
- TOTO「オクターブ」
有名メーカー4社の洗面化粧台から選ぶことができます。
それぞれ4種の洗面化粧台を紹介します!
メーカー | 特徴 |
---|---|
Panasonic 「シーライン」 | ・人造大理石カウンター&ボウル ・ワイドカウンターが追加料金なしで選べる ・おしゃれな「ツインライン照明」が標準装備 |
タカラスタンダード 「エリシオ」 | ・継ぎ目のない一体成形でお手入れ楽々 ・人造大理石の洗面カウンター ・収納力が高い |
LIXIL 「MV」 | ・水が溜まりにくい設計で衛生的 ・棚のトレイ調整が自在に出来、収納力が高い ・省エネ性が高い |
TOTO 「オクターブ」 | ・タッチレス水栓&照明が標準装備 ・「きれい除菌水」できれいで清潔が長持ち ・独自の工夫で収納スペースが広い |
お手入れのしやすさ、収納性、清潔の保持という観点から、一番のおすすめはTOTO「オクターブ」です。タッチレス水栓・照明が標準装備というのは一歩抜けた性能だと思います。その他では、人造大理石を採用しているPanasonic・タカラスタンダードの洗面化粧台もお手入れがしやすくおすすめです!
タカラスタンダード「エリシオ」は、ホーローは標準では使われていないので注意してください。
また「スマートスタイル」というプランを選んでいる方は、標準仕様でミサワホームオリジナルの洗面台を選ぶことも可能です。
ミサワホームオリジナル洗面台
- LJ洗面台…LIXILとの共同開発(オリジナル仕様)
- IP洗面台…LIXIL「ピアラ」(ミサワホーム仕様)
LJ洗面台は、グッドデザイン賞を受賞しており、ミサワホームでしか使うことが出来ません!
外壁の標準仕様
ミサワホームでは、2種類の外壁材から選ぶことができます。
- サイディング
- タイル
ミサワホームの外壁はサイディングが標準仕様になっていることが主なようです。プランによっては、タイルも標準仕様で選ぶことができるようになっています。
それぞれの外壁材の特徴を見ていきます。
サイディングとは、金属やセラミックなどを使用した壁材のことで、耐火性に優れており、施工が簡単でデザインが豊富という特徴があります。ミサワホームでは「クラスティング」と呼ばれています。
ミサワホームでは、サイディングより前から長らく販売しているタイルが有名です。タイルは、耐久性が高く長持ちする上、自身のも強くメンテナンス性も高いというメリットがあります。
しかし、初期費用がかかることが多いので、タイルが標準仕様になっていない場合は、オプションとなる為予算オーバーになる可能性もあります。
タイルは「重厚感・高級感」を醸し出しています。ミサワホームで家を建てるなら検討の価値は十分にあります!
窓・サッシの標準仕様
ミサワホームの窓・サッシの標準仕様は、二重窓になっています。
それぞれ寒冷地と、気温が高くなりやすいエリアでは、採用されている窓が違ってきます。
寒冷地仕様
ダブルLow-Eトリプルガラス(アルゴンガス封入)と高断熱仕様の樹脂サッシが標準仕様となっています。
外気をしっかりと防ぎ、室温をしっかりと保つことができる高断熱仕様になっており、電気・ガス等の光熱費を軽減できるようになっています。
気温・室温が高くなるエリア
Low-Eペアガラス(アルゴンガス封入)とアルミ樹脂複合サッシが標準仕様となっています。
外からの熱を防ぎつつ、室温を快適に保つことができるようになっています。
商品の詳細は分かりませんが、断熱性の高い窓が標準仕様で選べるようになっています。
床材の標準仕様
ミサワホームの床材の標準仕様は2種類です。
- シートフローリング(ミサワホームオリジナル)
- クッションフロア
クッションフロアは、基本水回りの標準仕様となっている為、実際に標準仕様で選べるのは、ミサワホームオリジナルのシートフローリングのみとなります。
ミサワホームオリジナルシートフローリング「RMガード」を紹介しています。
RMガードは「リアルマルチガード」の略で、名前の通り木目のリアル感を出しながらも、強度を強くしている素材のようです。製造元は、建材メーカーで有名なDAIKEN工業です。
RMガード(リアルマルチガード)の特徴
- しっかりとしたコーディングがされており傷つきにくく凹みにくい
- 質感はそこまで高くはなく、最近のアパート等に使われている床と同程度
- 4色展開(ブラックウォルナット・ヒノキ・チェリー・グレイッシュオーク)
ミサワホームの中で、最もコストを抑えたいときに使われる床材の様です。決して悪いわけではないですが、こだわりの家を建てるのであれば他の床材も検討した方が良さそうです。
標準仕様だけでは、このフローリングシートしか選ぶことが出来ない為、木の温もりを感じたい方は、無垢材・挽き板・突板などをオプションで選んだ方がいいでしょう。
標準仕様で、シートフローリングしか選べないのは本当に残念です。
建具の標準仕様
ミサワホームの建具の標準仕様ですが、玄関ドアは「断熱フラットドア」洋間の開戸や引き戸は天井まである「ハイドア」となっています。
標準的なドアが標準仕様となっています。木目調のおしゃれな扉などを選ぼうとすると、オプション料金がかかってくるので注意が必要です。
また、天井まで高さのある建具「ハイドア」は、枠や小壁がない為すっきりと見えます。空間が広く感じられる建具が標準仕様でついているのは、嬉しいポイントです。
建具にこだわりを持とうと思うと、標準仕様では物足りないので、オプションを検討する必要があります。
屋根の標準仕様
ミサワホームの屋根は、ケイミューの「コロニアルグラッサ」という商品が標準仕様となっています。
ケイミューの「コロニアルグラッサ」は、セメントに繊維素材を混ぜて薄い板状にした「スレート屋根」の一種です。
スレート屋根の特徴
- 費用が安く、デザインやカラーが豊富で選ぶことができる
- 耐火性・耐震性にも優れる
- 衝撃に弱く荒天で割れてしまう可能性がある
- 苔やカビが生えやすい
- 定期的なメンテナンス、塗装が必要
ミサワホームの標準仕様で採用されているスレート屋根「コロニアルグラッサ」は、コストパフォーマンスに優れた屋根材です。しかし、長期で住むことになるお家なので、耐久性や遮音性、断熱性のことも考えると「瓦屋根」がおすすめです。
ミサワホームではオプションで瓦屋根も選ぶことができるので、メリットデメリットを考えて屋根材を検討することをお勧めします。
オプションも含めて、後悔のしない選択をしましょう!標準仕様のコロニアルグラッサ、コスパは抜群にいいです!
断熱性の標準仕様
ミサワホームの断熱性については、標準仕様でZEH断熱基準に対応しています。
ZEH(ゼッチ)とは?
ZEH『ネット・ゼロ・エネルギーハウス』
「断熱」「省エネ」「創エネ」でエネルギー収支をゼロにする住まいです。
光熱費の削減・快適性の向上・健康への好影響・災害時の安心などにつながります。
ミサワホームの断熱材は、グラスウールを使用しています。グラスウールは経年劣化があまりなく、燃えにくい高断熱な断熱材です。しかし、水や湿気に弱かったり、隙間が出来やすかったりのデメリットがあります。
ミサワホームでは、デメリットをなくしグラスウール(断熱材)の性能をフルに発揮させる、独自で開発した「木質パネル」が使われています。
工場生産時に断熱材をムラなく充填し、パネルは格子状の芯材で内部を仕切っているため、断熱材がズレたり、隙間ができたりして断熱性が低下する心配がありません。寒冷地などでは、さらに高断熱仕様とした木質パネルもあるようです。
また上記木質パネルに加え、天井・床・壁まで断熱材を充填し、家全体をまるごと断熱がミサワホームの標準使用です。断熱性は、光熱費はもちろん快適性にも直結してきます。断熱性については十分に検討することをお勧めします。
ミサワホームは、ZEHに標準仕様で対応しており、断熱性に優れています。
基礎の標準仕様
ミサワホームの基礎の標準仕様は、「連続布基礎」を採用しています。
最近のハウスメーカーでは「ベタ基礎」を、標準仕様で採用するところが増えていますが、ミサワホームでは主に「連続布基礎」を扱っています。
連続布基礎とは?
ミサワホームでは、建物と基礎、地盤のバランスをよく考え、荷重に対して一体で働く連続布基礎を採用しています。荷重が基礎の一部分に集中することがなく、壁面から1階床面へと伝わる自重や地震力・風圧力などの外力を、基礎全体で受け止めてバランスよく地盤に分散させることができます。
阪神大震災以降、地盤全体にまんべんなく鉄筋コンクリート入れるベタ基礎が主流になってきています。
しかし、ミサワホームでは、地盤をしっかり調査することで、標準仕様として紹介した「連続布基礎」だけではなく、ベタ基礎はもちろんのこと、地域の気候を考慮し地盤の補強なども含め、最適な基礎を一棟一棟設計してくれます。
10万件の全国地盤情報から総合的に判断してくれるので、安心して任せることができますね。
耐震性(構造)の標準仕様
ミサワホームの住宅は、地震で一棟も倒壊したことがありません。
※地震による津波や火災は除く
その要因は、1967年のミサワホーム創立以来ずっと改良を重ね続けている「木質パネル接着工法」にあります。
木質パネル接着工法とは?
耐力壁である「木質パネル同士」を、高分子接着剤やスクリュー釘、接合金物によって強固に「面接合」し、床面・壁面・屋根面からなる6面体を形成する、ミサワホーム独自開発の工法。
木質パネル接着工法は、建物の面全体に分散してバランスよく受け止め高い強度を実現する「面接合」です。これに対して、柱や梁などで構成される軸組工法は、構造材を点で接合する為、外部からの荷重が接合点に集中してしまい、ズレや破損が起きやすくなっています。
ミサワホームは、画期的な木質パネル接着工法で工事を行うことで、強固な「モノコック構造」の住まいになっています。
モノコック構造とは?
「モノコック構造」とは、ジェット機などと同じ一体構造のことです。どの方向から荷重がかかっても、全体に分散して受け止めることができるため、部分的なひずみやずれが生じにくく、素材の強さを最大限まで発揮できる構造のことです。
ミサワホームの住まいは「木質パネル接着工法」を創業から行なっている為、過去に一度も地震による倒壊がありません。過去の実績も優れていますが、実大建物実験を繰り返し確認を行なっており、ミサワホームの耐震性は間違いありません。
耐震性に優れた家を建てたい方には、ミサワホームはおすすめです!
換気システムの標準仕様
ミサワホームの換気システムは、給気も排気も機械で行う「熱交換型24時間フロアセントラル換気システム」(第1種換気)が標準仕様となっています。
第1種換気システムの特徴
- 熱交換換気装置が付いている為、取り込んだ外気を室温に近づけて給気することができる。
- 室温を快適に保ちながら、効率のいい換気を行うことができる、
- 吸排気共に天井裏のダクトを通して行う為、吸気・排気口が目立ちにくい
ミサワホームの住まいは、機密性が高く冷暖房効率が高くなっています。しかし、換気をしっかりとしていないと、汚れた空気が室内に留まってしまいます。第1種換気システムを採用することで、汚れた空気を排気する際、給気した新鮮な空気に“熱移動”し、換気による冷暖房エネルギーロスが抑えられる仕組みになっています。
ミサワホームの第1種換気システムは、寒冷地にお住まいの方に特におすすめです!
自分の地域で選べる標準仕様・詳しい情報を知る方法
ミサワホームは、選択するグレードや、家を購入する時期、お住まいの地域によって標準仕様が異なる場合があります。
標準仕様を正確に知りたい人は、LIFULL HOME’Sで無料カタログを請求することが一番!
LIFULL HOME’Sだと、一度の請求で複数のハウスメーカーのカタログを手に入れることができるため、比較検討にも便利です。
カタログ請求は完全無料なので、安心して申し込んでもらって大丈夫です!
次に、カタログを請求する手順を説明します。約5分もあれば完了します。
カタログを請求する手順
地域のよっては、該当のハウスメーカーが出てこない場所がありますので、その場合は地域を選び直せばOKです。
そのほかのハウスメーカーの標準仕様が気になる人は、以下まとめも参考にしてみてくださいね。