住友不動産は、分譲マンションやオフィスビルなど多岐に渡って事業展開をしている大手の不動産会社です。その中の注文住宅部門は、コストパフォーマンスが高く、価格を抑えながらも標準仕様で高い品質の設備と、高いデザイン性が評判のハウスメーカーです。
「住友林業」と「住友不動産」は別会社で、取扱商品も大きく異なります。
この記事では「住友不動産」の標準仕様について解説していきます。
ただし、選択するグレードや地域によって、標準仕様が異なる場合があります。その為、最新の情報や自分の住んでいる地域の標準仕様を確認したい場合は、無料で請求できるカタログを見る方法が間違いありません。
標準仕様からわかる、住友不動産の強みとおすすめできる人
他社ハウスメーカーの標準仕様も調査・比較して感じた「住友不動産」をおすすめできる人は以下の通りです。
住友不動産は、分譲マンションやオフィスビルなども手掛けている大手の不動産会社です。
「住友」と名がついているので「住友林業」と同じ会社なのではと思われがちです。今回の調査の結果「住友林業」のイメージとは全く違う「住友不動産」ならではの魅力がありました。
住友不動産の魅力
- 住宅設備(キッチン・浴室・洗面)が高級タワマンと同じ仕様のものが選べる
- デザイン性が高い家づくりが得意
住友不動産は、2003年から数多くのグッドデザイン賞を受賞しています!
家づくりは、オプション次第で予算が大きく変わりますが、住友不動産は標準仕様だけでも、十分満足を得られる住宅を建てることができそうです。
そんな住友不動産が気になった方は、この後に紹介する住友不動産の標準仕様を、ぜひ確認してみてください!
キッチンの標準仕様
住友不動産では、4つのメーカーが標準仕様で選べるようになっています。
- Panasonic「ラクシーナ」
- LIXIL「アレスタ」
- タカラスタンダード「オフェリア」
- 住友不動産「オリジナルキッチン」
4社それぞれの特徴は以下の通りです。
メーカー | 特徴 |
---|---|
Panasonic 「ラクシーナ」 | ・人造大理石カウンター ・「スゴピカ素材」でお手入れのしやすいシンク ・10年間ファンの掃除が不要なレンジフード |
LIXIL 「アレスタ」 | ・生活に馴染むデザイン性の高さ ・収納力が高く、作業効率がいい ・カラーバリエーションが豊富 |
タカラスタンダード 「オフェリア」 | ・高品位ホーロー製のキッチン ・天板は人造大理石かステンレスが選択可 ・熱に強くお手入れがしやすい |
住友不動産 「オリジナルキッチン」 | ・傷つきにくく汚れにくい天板 ・キッチンと収納のデザインが揃えられる ・綺麗で高級感のあるキッチン |
住友不動産のキッチンは、4つのメーカーからシステムキッチンを選ぶことができます。そのうち一つは、住友不動産のオリジナルキッチンで、デザイン性が高く品質も高いキッチンとなっています。
住友不動産のオリジナルキッチンは、高級タワーマンションで採用されている同じグレードの、質の高いキッチンが標準仕様で採用されています。キッチンで住友不動産に決めた!という人も多くいるほど、オリジナルキッチンのデザイン性・品質は高いです。
住友不動産のオリジナルキッチンについて
オリジナルキッチンは「三京化成株式会社」という会社が製造を行なっています。
キッチンを構成する機器は、色々な会社のもの採用しており、それを組み合わせてオリジナルキッチンを作り上げています。最大の特徴は、キッチンと背面収納のデザイン・素材を揃えることができることです。
4つのメーカーのキッチンから選ぶことができますが、住友不動産で家を建てるなら、オリジナルキッチンがおすすめです!
お風呂の標準仕様
住友不動産で、選ぶことのできる標準仕様のお風呂はこちらの3つです。
メーカー | 価格帯 |
---|---|
Panasonic 「オフローラ」 | 約119万円〜 |
タカラスタンダード 「リラクシア」 | ー |
積水ホームテクノ 「BSY-F1」 | 住友不動産オリジナル |
LIXIL・TOTOは採用しているハウスメーカーが多いのですが、住友不動産では、パナソニック・タカラスタンダード・積水ホームテクノの3メーカーが標準仕様で選べるようになっています。
積水ホームテクノ「BSY-F1」は、住友不動産のオリジナル仕様です。キッチンと同様に、住友不動産オリジナルのお風呂がデザイン性・品質ともも優れているのでおすすめです。標準仕様で、このランクのお風呂が選べるのは、住友不動産で家を建てるメリットのひとつでしょう。
住友不動産の標準仕様の3メーカーのお風呂を解説していきます。
Panasonic「オフローラ」
- 「スゴピカ素材」でお手入れがしやすい(浴槽・カウンター・水栓)
- 乾きやすく滑りにくい安全で安心な「スミピカフロア」
- デザイン性が高く、オプション選択が豊富なので好みに合わせやすい
スゴピカ素材は、お手入れはしやすいですが、浴槽がひやっとするという口コミもあるので、注意が必要です。
タカラスタンダード「リラクシア」
- 「ホーロー素材」で汚れに強くお掃除が簡単!
- 頑丈で衝撃や汚れに強い「キープクリーンフロア」
- 形状が選べる「高断熱浴槽」(FRP素材)
浴槽はホーロー素材ではない点が注意が必要です。ホーロー素材の方が断熱性がかなり高くなります。
積水ホームテクノ
- 「人造大理石浴槽」で高断熱な上にお掃除しやすい
- 「LEDダウンライト仕様」でおしゃれ
- ゆったり広々の新設計で「浴槽・洗い場が広々」
住友不動産の標準仕様の浴室の中で、デザインも性能も一番充実しているのでおすすめです!
トイレの標準仕様
住友不動産のトイレの標準仕様は、1Fと2Fでそれぞれ異なります。
- 1F Panasonic「アラウーノS141」
- 2F LIXIL「ベーシアピタ」
1Fのトイレは、他社ではあまりみることがない、タンクレスのトイレが標準仕様で選べるようになっています。
住友不動産の標準仕様のトイレについて解説していきます。
Panasonic「アラウーノS141」
- 「激落ちバブル」で流すたびにトイレを泡洗浄
- 「スゴピカ素材」でお掃除が簡単!
- 「タンクレス」で見た目がスッキリ!トイレが広く使える
トイレが自分で掃除するトイレとして有名なアラウーノ。標準仕様でこのトイレが選べるのは嬉しい限りです。
「アラウーノS141」は現在廃盤となっており、現行品は「アラウーノS160」のようです。
変更点は以下の通り
1.『クローズ洗浄モード』『便ふた自動開閉』『便座電動開閉』『アラウーノアプリ』が搭載。(タイプ1のみ)
2.おしり(ビデ)洗浄ノズルが『樹脂製』から『ステンレス製』へ(タイプ1.2共通)
3.洗剤タンクの位置が便器の上部に(タイプ1.2共通)
4.必要動水圧が0.05MPaへ(タイプ1.2共通)
5.便器洗浄水量が(大洗浄5.0L 小洗浄3.6L)に変更(タイプ1.2共通)
タイプが二つに分かれていますが、メイン機能に大きな変更はありません。
LIXIL「ベーシアピタ」
- トイレ用品をキャビネットに隠して収納することができる
- タンク部分を隠せることでお手入れが簡単に!
- お掃除リフトアップやフルオート洗浄はオプション仕様
タンクレスではないので、停電時もトイレを流すことができます!災害時にも安心です。
洗面化粧台の標準仕様
住友不動産の洗面化粧台は、4種類の標準仕様から選ぶことができます。
- TOTO「オクターブ」
- Panasonic「ウツクシーズ」
- Panasonic「シーライン」
- 住友不動産「オリジナル洗面台」
洗面化粧台でも、住友不動産の「オリジナル洗面台」が選べるようになっています。
それぞれ4種の洗面化粧台を紹介します!
メーカー | 特徴 |
---|---|
TOTO 「オクターブ」 | ・タッチレス水栓&照明でいつも清潔 ・「きれい除菌水」できれいが長持ち ・TOTO独自の工夫によって収納スペースが広い |
Panasonic 「ウツクシーズ」 | ・手間をかけずにキレイが続く「スゴピカカウンター」 ・キャビネット内にコンセントがあり便利 ・「タッチレス水栓」が標準装備 |
Panasonic 「シーライン」 | ・人造大理石カウンター・ボウル ・追加費用なしで横幅1650mm「ワイドカウンター」 ・「ツインライン照明」が標準装備 |
住友不動産 「オリジナル洗面台」 | ・セラミック、クォーツ、人造大理石から選べるカウンター ・上質な素材とデザイン性の高さ ・洗面ボウルを2つ並べることも可能 |
住友不動産の洗面化粧台は、それぞれ異なる4種類から選べるようになっています。
お手入れのしやすさ、収納や清潔の維持という観点では、TOTO「オクターブ」や、Panasonic「ウツクシーズ」がおすすめです。どちらもタッチレス水栓が標準装備で、キレイな状態が長持ちするように作られています。
住友不動産のオリジナル洗面台は、キッチンや浴室同様に上質な素材かつデザイン性が非常に高いです。しかし、機能面で見た時にTOTOやPanasonicに比べると、ちょっと劣ってしまいます。
カウンターやタッチレス水栓など機能面を重視するなら、TOTOかPanasonic。デザイン性を重視するなら住友不動産のオリジナル洗面台がおすすめです!
外壁の標準仕様
住友不動産の外壁の標準仕様は、2種類から選ぶことができます。
- ニチハ「モエンエクセラード16」
- ケイミュー「光セラ16」
どちらも窯業系サイディングとなっており、耐火性に優れ施工が簡単という特徴があります。どちらもサイディング厚が16mmあり、金具止め工法の為、耐久性が高く耐震性にも優れています。
標準仕様の2種の外壁を紹介します!
メーカー | 特徴 |
---|---|
ニチハ 「モエンエクセラード16」 | ・セルフクリーニング機能「マイクロガード仕様」 ・コーキングをほとんど使わない「ドライジョイント工法」 ・見た目が美しく、再現性の高い豊富なバリエーション |
ケイミュー 「光セラ16」 | ・汚れにくく紫外線に強い「セラミックコート」 ・光触媒の力でセルフクリーニング ・30年間メンテナンスフリーでキレイが長く続く |
ニチハ「モエンエクセラード」も、ケイミュー「光セラ16」はどちらも、セルフクリーニング機能が付いており、365日お掃除不要となっています。太陽の力で外壁についた汚れを分解し、雨水で洗い流してくれます。長くキレイに使うことができる為、途中で塗り替えなどの費用も発生しないのも大きな魅力です。
住友不動産の外壁は、標準仕様のままでも安心です。
窓・サッシの標準仕様
住友不動産の窓・サッシの標準仕様は、防火地域と非防火地域で異なります。
- 防火地域:YKK AP「防火窓Gシリーズ」
- 非防火地域:YKK AP「エピソードⅡNeo」
「防火窓Gシリーズ」は、国土交通大臣認定の防火設備です。アルミの複層窓となっており、熱貫流率は3.49W/㎡・Kとあまり断熱性が高い部類ではありません。
非防火地域で採用されている「エピソードⅡNeo」は、アルミと樹脂のいいとこを掛け合わせた「アルミ樹脂複合窓」になっています。熱貫流率は2.33W/㎡・Kと、寒冷地でなければ、問題ない断熱性能となっています。
エピソードⅡNeoの特徴は断熱性・防露性の高さです。窓の屋内側に樹脂のメリットを追加し、Low-E複層ガラスを使用することで、窓の断熱性を高めています。
防火地域の標準仕様はアルミ窓なので、断熱性能としては心許ないところがあります。地域によってはオプションも検討した方がいいでしょう。
床材の標準仕様
住友不動産の床材の標準仕様は、3種類から選べるようになっています。
- 突板フローリング(ウッドワン)
- シートフローリング(ウッドワン・大建工業)
- クッションフロア(サンゲツ)
逆に、無垢フローリング・挽板フローリング・フロアタイルは標準仕様内では取り扱いがありません。標準仕様内で選べる上記3種のフローリングの特徴について解説します。
種類 | 特徴 |
---|---|
突板フローリング | ・合板基材に薄くスライスした無垢材を接着したフローリング ・色味や塗装などで様々なラインアップ ・値段も手頃で木の風合いがある |
シートフローリング | ・合板基材に木目などを印刷したシートを接着したフローリング ・木目からタイルまで多種多様なラインアップ ・低価格だが風合いに欠ける |
クッションフロア | ・1.8〜3.5mmくらいの厚みでクッション性があるビニール性の床材 ・耐久性が高く水にも強い為、水回りで使用されることが多い ・価格も安く色や柄も豊富 |
木の風合い、木の温もりを大事にしたい方は突板フローリングがおすすめです。逆にシートフローリングは丈夫なコーティングをされていることが多く、傷や水に強い為、ペットを飼われる方におすすめのフローリングになっています。
ライフスタイルや、自宅の雰囲気に合わせたフローリングをじっくり検討して選ぶようにしましょう!
建具の標準仕様
レオハウスの玄関建具は、三協アルミとYKKAPの2社が標準仕様で選べるようになっています。
- 三協アルミ「ファノーバ」
- YKK「ヴェナートD30」
三協アルミの「ファノーバ」は、カラーやデザインが豊富で、好みの色やデザインが見つけやすいのが特徴です。また、扉の鍵も、車のようなタッチキーやリモコンがついている為、手が塞がっている時などに重宝します。
YKKAPの「ヴェナート」も、デザインの種類が豊富で、色もオシャレだと評判の扉です。こちらも電気錠「スマートコントロールキー」が付いているので、たくさんの荷物を抱えての帰宅時などにとても便利です。
どちらのメーカーも使い勝手の良い電気錠が付いているので、お好みのデザインで選んでもいいでしょう。
屋根の標準仕様
住友不動産の屋根は、ケイミュー「コロニアルグラッサ」が標準仕様になっています。
コロニアルグラッサは、セメントに繊維素材を混ぜて薄い板状にした「スレート屋根」です。下記に「スレート屋根」の特徴をまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
・費用が安い ・デザインが豊富 ・カラーが豊富 ・耐火性に優れる ・耐震性にも優れる | ・荒天で破損のリスクがある ・カビや苔が生えやすい ・定期的な塗装が必要 ・瓦に比べると耐久性が劣る |
コロニアルグラッサは、耐火性・耐震性が高いコストパフォーマンスに優れた屋根です。しかし、瓦屋根と比べると耐久性に劣り、カビや苔が発生しやしく定期的なメンテナンスが必要になります。初期費用を重視するのか、ランニングコストを考慮するのかで、屋根材を選ぶ必要があります。
屋根の標準仕様はコロニアルグラッサ一択なので、その他の素材を希望する場合はオプションになります。
断熱性の標準仕様
住友不動産の断熱材の標準仕様は、「グラスウール断熱」となっています。しかし、住宅の建築方法により、グラスウールの厚みが変わってきます。
- 2×4工法 → 厚さ89mm
- 2×6工法 → 厚さ140mm
- ウッドパネル工法・ウッドセンチュリー工法 → 厚さ105mm
グラスウールは、経年劣化があまりなく、不燃性で高断熱な断熱材です。しかし、水や湿気に弱いという欠点があります。
住友不動産では「タイベックシルバー(遮熱・防水遮湿シート)」と言われるシートを、外壁と断熱材の間に貼り付けています。シートを貼ることで、水や湿気に弱いグラスウールを守ることにより、断熱性能を高めています。
また、住友不動産では、優れた断熱性能を持つグラスウールの中でも、さらに高性能なグラスウールを使用しています。
その高性能なグラスウールを、壁だけでなく、天井・床まで満遍なく使用することで、魔法瓶のように家全体を包み込んでいます。夏は涼しく、冬は暖かく過ごせると評判の断熱性能です。
断熱性能は、光熱費などの住んでからのランニングコストに関わってきます。後からの変更は難しいので、家を建てる際にしっかりと相談しておきましょう。
住友不動産の住宅は、標準仕様でも断熱性に優れています!
基礎の標準仕様
住友不動産では「ベタ基礎」が標準仕様となっています。
ベタ基礎とは、鉄筋コンクリートで全て覆うように固めた基礎のことです。ベタ基礎は、耐震性に優れており、湿気やシロアリから住宅を守ってくれます。阪神大震災以降の住宅では、耐震性の高いベタ基礎が主流になってきています。地盤が弱い土地に家を建てる場合にも、地盤沈下がおこりにくいなどのメリットがあります。
最近の住宅では、ほとんどベタ基礎になってきています。
耐震性(構造)の標準仕様
住友不動産では、長期優良住宅を標準仕様にしている為、耐震性の高い地震に強い家づくりにも力を入れています。
住友不動産の「ウッドパネル工法」では、接合部分を強化した軸組部分をベースに、面構造の強さを活かしたハイブリッド構造となっています。軸組の接合部を「構造用接合金物」でしっかりと固定します。その上で外壁部分に“面”の強さをプラスします。二つの構造の長所を合わせることで、地震に強い住宅を作っています。
構造用合板をしのぐ強さのパーティクルボード
構造上、荷重や地震力などの力に耐える重要な壁のことを「耐力壁」といいます。その耐力壁の強度は「壁倍率」で表します。
住友不動産で採用されている「パーティクルボード」は、一般的な構造用の合板よりも強度が高く、優れた耐震性と耐水性が高いのが特徴です。耐力壁に「パーティクルボード」を使用することで、壁倍率は4.46倍と、規定数値を大きく超える優れた強度があることが、実験で証明されています。
構造用接合金物
柱や梁などの接合部に構造用接合金物を使用して高精度かつスピーディに固定します。ゆがみや変形に強く、耐震性がアップします。また、高耐食金属表面処理を施してあることで、防錆・防腐性能が高く、金物の性能を長期間維持してくれます。
高倍率耐力壁「パワーパネル」標準装備
高倍率耐力壁「パワーパネル」が標準装備されており、その「パワーパネル」を1階部分に組み込むことで、長期優良住宅の耐震等級3※(最高等級)を確保したままで、柱や壁の量を普通の住宅よりも減らすことができます。「パワーパネル」を使用したことで、三井不動産の住宅はより広々とした自由な空間を作ることができるようになりました。
制震システム標準装備
住友不動産の木の家は、構造用接合金物による優れた耐震構造に制震システムをプラスしています。地震に力で対抗する「耐震」工法だけでなく、地震エネルギーを吸収して揺れそのものを大幅に抑える「制震」工法で倒壊を防ぎ、建物の構造部分の損傷を抑えることで、安心して住める住宅を長く維持することができます。
換気システムの標準仕様
住友不動産の換気システムは、ダイケンの「第三種換気システム」が採用されています。
「第三種換気システム」とは、排気は換気扇で強制的に行い、給気は自然に任せるシステムのことです。第一種換気システムと比較すると、イニシャルコスト・ランニングコストともに抑えることができる換気システムです。
第三種換気システムは、機密性が低いと外気が入り込んでしまう為、光熱費が高くなってしまいます。
特に寒冷地の方は、予算に余裕があるのであれば、「第一種換気システム」を導入することを検討をお勧めします。
第一種換気は熱交換換気装置が付いているので、取り込んだ外気を室温に近づけ給気することが可能となっています。熱損失の少ない熱交換換気にすることで、室温を快適に保ちながら、効率の良い換気を行うことができます。
オプション金額は不明ですが、長く住む上では検討する価値は非常に高いと思います。
自分の地域で選べる標準仕様・詳しい情報を知る方法
住友不動産は、選択するグレードや、家を購入する時期、お住まいの地域によって標準仕様が異なる場合があります。
標準仕様を正確に知りたい人は、LIFULL HOME’Sで無料カタログを請求することが一番!
LIFULL HOME’Sだと、一度の請求で複数のハウスメーカーのカタログを手に入れることができるため、比較検討にも便利です。
カタログ請求は完全無料なので、安心して申し込んでもらって大丈夫です!
次に、カタログを請求する手順を説明します。約5分もあれば完了します。
カタログを請求する手順
地域のよっては、該当のハウスメーカーが出てこない場所がありますので、その場合は地域を選び直せばOKです。
そのほかのハウスメーカーの標準仕様が気になる人は、以下まとめも参考にしてみてくださいね。