住友林業で選べる標準仕様についてまとめました。
住友林業で建てる家の1番の特徴は「木の質の高さ」です。
その信頼度は、住友林業を選んだ人の約6割以上が「木の質感が1番の決め手だった」というほど。(2018.住友林業調べ)
標準仕様で質の高い木材が選べるのが魅力!
- 木の温もりが好きな人
- 無垢材を使った家づくりがしたい人
こんな人におすすめしたいハウスメーカーです。
この記事は住友林業の標準仕様について、カタログや実際に建てた人の声をもとにわかりやすくまとめています。
家づくりは情報収集が肝心です。ぜひ記事を参考にしてくださいね。
標準仕様からわかる、住友林業の強みとおすすめできる人
他社ハウスメーカーの標準仕様も調査・比較して感じた、住友林業がおすすめできる人は以下の通りです。
住友林業は、社名の通り「木材」に強みがあるハウスメーカーです。
ですが今回の調査の結果、「木の家」のイメージの強さに隠れてしまっている魅力や強みも発見できました。
住友林業の隠れた強み
- キッチンは標準仕様で最上位モデルが選べる
- 省令準耐火構造をクリアした外壁が採用されている
家づくりは、オプション次第で予算が大きく変わります。
住友林業の標準仕様が気になる人は、以下に紹介する住友林業の標準仕様を確認して、理想の家のイメージと比較してみてくださいね。
キッチンの標準仕様
住友林業のキッチンの標準仕様はLIXIL・クリナップ・トクラスの3社から選べます。
メーカー | モデル | 特徴 |
---|---|---|
LIXIL | リシェル | 最上位モデル |
クリナップ | ステディア | リフォーム大賞2022受賞 |
トクラス | ベリー | 最上位モデル |
LIXIL・トクラスは最上位モデル。クリナップは上から2番目ですが、リフォーム大賞2022のキッチン部門で総合第1位となるほど実力が認められたモデルです。
オプション料金なく、標準仕様で高品質のキッチンが選べるのは魅力的ですよね。
メーカーにより特徴や強みが異なるので、生活スタイルに合った好みのキッチンを選びましょう。
LIXIL 「リシェル」
- 熱やキズ、汚れに強い「セラミックのワークトップ」
- 体の負担を30%軽くしてくれる「らくパッと収納」
- ファンとフード内部が約10年清掃不要な「よごれんフード」
LIXIL「リシェル」の1番の特徴はセラミックのワークトップです。
セラミックのワークトップの特徴は強さと美しさ。
- ステンレスより強い
- 人造大理石より綺麗を保つためのお手入れが簡単
ステンレスと人造大理石の「いいとこ取り」をしたような特徴があります。
クリナップ 「STEDIA」
- 特殊セラミックコーティングされた「ステンレスワークトップ」
- 排水溝にゴミが集まりやすい「流レールシンク」
- ボタンを押すだけでお手入れができる「洗エールレンジフード」
クリナップの特徴は衛生的なステンレスをふんだんに使用していること。
STEDIAはシンクだけでなく、引き出しの底部やキャビネット内部もステンレスなので、カビや臭いを防ぐのに役立ちます。
トクラス 「Berry」
- 45年以上研究してきた「人造大理石のワークトップ」
- 取り扱いやすさが魅力の「奥までシンク」
- 汚れが溜まりにくい「ハイバックカウンター」
トクラスのキッチンの強みは、研究を重ねた取り扱いやすい人造大理石。
Berryでは2種類の人造大理石を選べます。
- 特殊な樹脂でコーティングした新質感人造大理石「テノール」
- 独自開発でキレイを保ちやすい人造大理石「クラストン」
お風呂の標準仕様
お風呂の標準仕様は、LIXIL・TOTO・トクラス・積水ホームテクノから選択できます。
サイズは1616(1坪)が標準仕様です。
メーカー | モデル |
---|---|
LIXIL | アライズ |
TOTO | サザナ |
トクラス | YUNO |
積水ホームテクノ | バスサルーンエスコート |
住友林業のお風呂は、標準仕様で引き戸が選べるメーカーもあり「ワンランクアップ」を実感できます。
各社とも、ベースとなるモデルを住友林業仕様にアレンジされているようです
LIXIL 「アライズ」
- リラックスした姿勢で入りやすい「ミナモ浴槽」
- 取り外しがかんたんな「まる洗いカウンター」
- お手入れしやすくヒヤッとしない「キレイサーモフロア」
TOTO 「サザナ」
- 頭と首を支えて圧力を分散させる「ゆるリラ浴槽」
- 高さや角度を自由に調節できる「アーチ状のシャワーバー」
- 畳のようなクッション性も高い「ほっカラリ床」
トクラス 「YUNO」
- トクラスの強みを活かした「人造大理石の浴槽」
- 2タイプから選べる「ベンチタイプの浴槽」
- 標準仕様で選べる「アクセントパネル」
積水ホームテクノ 「バスサルーンエスコート」
- 2018年グッドデザイン賞受賞
- 追い焚きが不要なほどの「高断熱浴槽」
- 好みで選べる「ウェイビー浴槽・スマートスクエア浴槽」
人気が高いのはTOTOのサザナですが、積水ホームテクノのシャープな浴槽のデザインもかっこいいですよね
トイレの標準仕様
住友林業のトイレの標準仕様はTOTOです。
- 1階・2階で標準仕様のモデルが異なる
- 1階はローシルエットデザイン
- 2階はタンクが分離された従来型のデザイン
トイレの標準仕様は、他社ハウスメーカーと比較して平均的なグレードです。
標準仕様でタンクレスは選べませんが、お客さまが使う確率が高い1階のトイレは、タンクが目立ちにくいスッキリとしたデザインとなっています。
トルネード洗浄やフチなし形状など、TOTOらしいお手入れしやすい機能も盛り込まれています。
他のメーカーを選びたいときはオプションで対応可能です
外壁の標準仕様
外壁は、土壁風の外壁吹き付けやせっ器質無軸タイルなど、木の家の風合いを引き立てる素材が選べます。
とくにお伝えしたいのが、住友林業ならではの湿気・結露対策された外壁の構造です。
外壁の3つの構造でカビや結露を防止する
- 室内側には防湿気密フィルム
- 外側には透湿防風シート・格子状のきづれパネル
日本の住まいでは避けられない湿気や結露の問題。
カビや結露は、人には健康に悪影響となり、家は劣化の原因となります。
「木」に強みがある住友林業は、1年を通して空気が循環しやすいよう外壁に独自の構造を取り入れています。
また、塗装に関しては30年〜60年も風雨や紫外線に耐えると言われる高耐久部材を使用しています。
家は建てるときだけでなく、建てた後のメンテナンスにかかる費用も気になるところ。
住友林業は、メンテナンスが少なくて済むので、コスパのいい家づくりができそうですね。
住友林業の外壁は耐火性にも優れる
- 「省令準耐火構造」取得
- 上下階間や各部屋間に燃え広がりにくい「ファイヤーストップ構造」採用
住友林業の外壁は、住宅金融支援機構の「省令準耐火構造」をクリア。
耐火性のお墨付きがある外壁です。
省令準耐火構造をクリアしている家は安心できるだけでなく、火災保険料が優遇されるのも嬉しいポイントですね。
窓の標準仕様
- 1枚ガラスの窓と比べて、80%断熱性が高い
- 外気温0℃・室温20℃のとき、窓付近の気温を17℃に保つ
窓は、家の断熱性の決め手になるといえるほど、熱の出入りに影響が大きい存在です。
大きな窓で開放感のある部屋を作りたい場合、断熱性はどうなるのか気になりますよね。
住友林業が窓に採用している素材はアルゴンガスが入ったLow-E複層ガラス。
同じ複層ガラスでも空気が入ったガラスと比べて1.5倍の断熱性があります。
Low-E複層ガラスは大手メーカーで多く採用されている窓ガラスです。
住友林業も標準仕様で採用しているので安心ですね。
床材の標準仕様
「木の質感」は住友林業を選んだ理由の第1位!
他社ハウスメーカーと比較して、標準仕様の中でどこよりも住友林業らしさが感じられるのが床材です。
住友林業は無垢材が標準仕様で選べます。また、不定期ですがキャンペーンで住友林業オリジナル部材がサービスされる時もあります。
部屋により標準仕様は突板となりますが、無垢材が標準仕様に組み込まれているハウスメーカーは大手では住友林業だけ、といえるほど貴重。
品質の高い木を仕入れ、高い技術力で仕上げたPRIME WOODというオリジナルの部材を展開していて「住友林業でしか建てられない」家づくりができます。
床は家の中でも広い面積を占め、目に入ってくる割合も高いので「木の質感にこだわりたい」という人におすすめです。
通常だと必要なオプション料金が不要なのが魅力ですよね
質感にこだわったオリジナル無垢材が選べる
- 木目の美しさを引き立てるオイル仕上げ
- 板目を目立たせる浮造り(うづくり)
銘木らしさを満喫できるフローリングを、作りたいイメージに合わせて選べます。
無垢材は年月と共に味わい深く変化するのが特徴です。
我が家も家づくりの際に無垢材の床を選び10年が経ちました。家族と共に「育ってきた」と実感できていて、満足しています。
質感の経年変化が苦手な人には向かないので注意してくださいね
建具の標準仕様
- リビングドアは住友林業オリジナルの突板が選べる
- 天井まで高さがあるハイウォール建具も選択可能
お客さまを迎えることも多いリビングは、家づくりの中でこだわりたい人も多いでしょう。
住友林業の建具の標準仕様では、リビングのドアは突板仕様となっており、より木の温もりを感じられるデザインが選べます。
断熱性の標準仕様
住友林業の断熱性は「寒冷地クラス」が標準仕様
- 断熱材は高密度のグラスウールで、ダウンコートのような温かさ
- 窓はアルゴンガスが入った複層ガラスで、空気より約1.5倍温かい
- 構造材はコンクリートの約13倍、鉄の約440倍断熱性に優れる
断熱性は、快適さだけでなく住み始めた後の光熱費などにも影響が大きいところ。
標準仕様でどこまで断熱性を高められるかは、満足できる家づくりで大事なポイントです。
他社メーカーでは見かけない住友林業ならではの特徴が、寒冷地に合わせた基準であること。構造材・断熱材・窓にこだわり、たとえるなら「魔法瓶」のような性能の高さです。
光熱費は住み続けるかぎり必要なコストなので、標準仕様で断熱性が高いのは嬉しいポイントですね。
構造・耐震性の標準仕様
住友林業の耐震性は、標準仕様で「震度7クラスなら22回、震度6弱までなら224回」耐える力があります。
強い耐震性の秘密は独自開発の構造にあり
- 柱の太さが通常の約5倍
- 柱・基礎・梁をメタルタッチ(金属同士)で接合
- 高層ビルと同じ「剛接合」を採用
ハウスメーカー選びをするときに、重要な要素の一つである耐震性。
住友林業の構造は独自開発の「BF(ビッグフレーム)構法」が特徴です。
仕組みをかんたんに言うと「通常の5倍も太い柱を、鉄骨・鉄筋の高層ビルと同じ接合方法で頑丈な構造にする」ということ。
太い柱を強く接合することで構造全体が一体化され、揺れに強い家づくりが可能となっています。
開放感ある間取りが可能
BF構法は間口を広く確保できる構造であることが魅力。
耐震性を確保しつつ、開放感のある間取りが可能です。
大きな窓を配置して、明るく風が通るリビングにしたい!などの夢が叶いますよ。
我が家も大開口の窓をリビングに作りましたが、居心地がよくて気に入っています!
換気システムの標準仕様
住友林業の換気システムは、標準仕様は第3種換気システムが採用されています。
- 24時間計画換気システムで常に新鮮な空気を取り込める
- 空気を取り込む入り口は自然吸気
- 汚れた空気を排出する出口は機械式
換気システムは3種類あり、住友林業が採用しているのは1番オーソドックスな第3種換気システムです。
種類 | 吸気口 | 排気口 |
---|---|---|
第1種 | 機械式 | 機械式 |
第2種 | 機械式 | 自然 |
第3種 | 自然 | 機械式 |
第3種換気システムのメリットは大きくは2つあります。
- 外との気圧の差があるので、湿気が家に入りこむのを防ぎやすい
- ランニングコストが安い
対してデメリットはこちら。
- 外の空気を自然に取り込むので、外の環境によっては家に汚れた空気が入り込む可能性がある
住友林業では、一軒ごとに換気経路の設計をしてくれます。
もしお住まいの環境により第3種換気に不安を感じた場合は、オプションで全館空調システムも選べます。
住友林業の標準仕様・詳しい情報を知る方法
標準仕様を正確に知りたい人は、LIFULL HOME’Sで無料カタログを請求することが一番!
LIFULL HOME’Sだと、一度の請求で複数のハウスメーカーのカタログを手に入れることができるため、比較検討にも便利です。
カタログ請求は完全無料なので、安心して申し込んでもらって大丈夫です!
次に、カタログを請求する手順を説明します。約5分もあれば完了します。
カタログを請求する手順
地域のよっては、該当のハウスメーカーが出てこない場所がありますので、その場合は地域を選び直せばOKです。
そのほかのハウスメーカーの標準仕様が気になる人は、以下まとめも参考にしてみてくださいね。